2016年2月27日土曜日

医学生のための模擬OSCE

こんにちは。久々投稿の研修医笹本です!

2月18日に当院で行われた模擬OSCEの様子をお伝えします。
医学部医学科では5年生から病院実習が始まり、実際に患者さんの問診や身体所見をとります。その前段階として、4年生の最後にOSCE(Objective Structured Clinical Examination:客観的臨床能力試験)があります。試験内容としては、頭頸部診察・神経診察・胸部診察・腹部診察・救急対応or外科手技・医療面接の6試験があります。

模擬OSCEでは、頭頸部・神経・胸腹部と4つの試験内容を3つのブースに分けて行いました。今回はなんと!医学生12名もの参加希望があり、若手医師1〜4年目が総出で指導と評価にあたりました。

医学生のみなさんはとてもよく勉強して練習してあったのでこちらも見ていて安心でしたが、緊張して飛ばしてしまったり、手元に集中し過ぎて患者さんを見ていなかったりと「OSCEあるある」が伺えてそんなところをアドバイスしました。
わたしも4年生の頃はこうだったなとか、試験は本当に緊張したなとか、当時のことを思い出して懐かしくなりました。

本番前に、細かい手技やちょっとした疑問質問などを解決できたこと、プレ試験で緊張したことは彼らにとってもとてもプラスになったようで、わたしたちもとても嬉しかったです。

終わったあとは、医局にて豚汁とおにぎりを食べて少し交流しました。医学生は輝いていて、とてもいい刺激になりました。

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